日本→タイの移動

前書き

 

タイのパッタイ.

タイのパッタイ.ライムを絞るとおいしい.

 まあこれもわしのためのメモといった位置づけです.必要な方は見ていただく分には結構ですが,その当時(2021/Aug)の情報であることをお断りしておきます.なお家族は遅れて帰国予定のため,そのためにやらんきゃならないことを記録しておくという意味合いが強いかも.

飛行機の手配

 会社の事務に 8/24(Tue) NH847の予定で手配をお願いしました.搭乗時までには2回ワクチン接種が完了しているはずなのでプーケットに飛ぶという選択肢はありました*1が,飛行機分は会社からお金が出ている以上おとなしくバンコクで隔離されることとします.あとは日本からプーケットへの直行便は飛んでないのでシンガポール?経由にならざるを得ず,稟議が通らんでしょうというところでしょうか.

ASQ(隔離)ホテルの手配

 今回の帰国は帰国命令が出たわけではないので,弊組織ルールでは日本⇔タイの飛行機の券は負担してくれるけど,それ以外は自腹というルールでした.そんなわけで今回は自力での手配です.一時的に単身赴任状態となるため,シングルで安めのところを狙い,結局 Holiday Inn Express Bangkok Sukhumvit 11 になりました*2

www.ihg.com

 WebサイトはAgodaを利用しました.他のサイトはタイ国籍の人向けの値段が提示されていて,ぱっと見いくらかかるのかがわかりずらかった*3というのがあります.

 お金の払い込みをagoda経由で済ませ,ホテルに必要書類(書面×2,パスポートの顔写真面,医療保険証書)をメールで送って予約完了*4.なお,COE(後述)が出たらそれもホテルに送る必要があるようです.

www.agoda.com

 

COE (Certificate of Entry)取得

 Aug/2021現在では,タイ入国には有効なビザのほかにCOEとRT-PCR陰性証明が必要になります.RT-PCRの検査は飛行機搭乗前の72時間前以内という縛りがあるので,まずCOEをとります.

 事前承認に3営業日,最終承認に3営業日を見ておかなければならない&COEは事前承認日から15日以内に発行されなければ(システム上)無効となる,ということで,タイに行く日時が決まりその2週間前になったら早めにやっておいた方が精神的に安心できます.なお事前承認と最終承認の間にASQホテル予約*5と航空券手配*6をやればよいです.COE申請は次のURLでできます.

coethailand.mfa.go.th

 COE申請は基本英語か中国語での対応となりますが,申請そのものはそこまで難しいものではないかなと思います.パスポートやビザ等のデータはスキャンしてPDFデータとして保持しておくことをお勧めします.

 ちなみに私は就労にかかわらずワークパーミットがなくても就労できるビザ(Smart T)だったのですが,知名度がなくてCOE申請時にも東京大使館にrejectを食らう始末でした.ちょいと蛇足ですが,このビザを持たれてタイで就労される場合は,いろんな場面で無駄に時間を取られる可能性があることを念頭に置いたほうがよいかと思います.

smart-visa.boi.go.th

千歳→羽田

 奥さんと子供,両父母と別れて千歳から羽田に移動しました.今回も前回に引き続きマイルで.あとはアップグレードポイントがあったので久しぶりのプレミアムクラスに乗りました.

 

RT-PCR検査

 東京ではもっと安いところがあるのかもしれませんが,ほっつき歩くのもなんだなあと思って,羽田空港第3ターミナルにある東邦大学PCR検査センターにお世話になりました.海外渡航者向けとうたっているだけあって,無難かとも思います.

pcr.toho-haneda.org

 

バンコクへの移動

 羽田での飛行機チェックイン時に,必要となる書類を渡します.なおApr/2021よりFitToFlyCertificateは不要になっています.

 わりとあっさり終わったので,出国してラウンジによったら ANA SUITE LOUNGE のみ営業していました*7. 

 そんな感じであとはのほほんとバンコクへ移動.客よりもCAのほうが多かったんじゃなかろうかというくらいのガラガラっぷりでした.なお,機内で TM.6フォーム*8が配られるので記入します.

私の後ろの機内の様子

私の後ろの機内の様子

www.thaiembassy.com

スワンナプーム空港での入国審査

 まあ基本は流れ作業です.飛行機を降りたらひたすらに歩くと,動く歩道の横に椅子が大量に置かれているところが見えてきます.そこに前から詰めて座ります.座ると番号が書いてある札を渡されます.

飛行機の搭乗口を出たところ.

飛行機の搭乗口を出たところ.

ここまでくるともうすぐ.

ここまでくるともうすぐ.先に防護服を着た検査員が見えます.

 そこで一通り書類をチェックされ,あとは前に従い移動していきます.途中,

  • 体温チェック
  • 書類チェック,検疫期間の審査*9.ここで赤い紙を渡されます
  • TM6チェック
  • イミグレーション

がありました.相変わらずビザでちょっと時間を取られました.全部で30分くらいでしょうか.

 イミグレーションが無事終了したら,荷物を取り,税関を通ってから*10,ホテルのお迎えの方と無事合流しホテルに連行されます.スワンナプーム空港からバンコク都市部に向かう高速道路もがらがらでしたねえ.

ホテルでの隔離生活

 ホテルに到着すると,駐車場に専用のブースが設けられており*11,そこで隔離期間中のスケジュール*12や,本日と明日の食事をオーダーしていきます.また,ホテルアカウントと病院アカウント*13のLINEのお友達登録を要求されます.

Holiday Inn Express Bangkok Sukhumvit 11 の部屋(シングル)

Holiday Inn Express Bangkok Sukhumvit 11 の部屋(シングル)

 なお,タイにくる場合は実質上LINEのインストールが必須だと思います*14.実際に,1日2回の体温報告や,部屋のアメニティやルームサービスを頼むときはすべてLINEでことがすみます.

ASQホテルの比較

 今回の移動で自分で手配したホテルは Holiday Inn Express Bangkok Sukhumvit 11.35000THBで,11万5000円くらい.

www.ihg.com

 4月移動時に会社で取ってくれたホテルは Grande Center Point Ratchadamri.今だと60000THBらしく20万円くらい.

grandecentrepointratchadamri.com

 

 2か所泊まってみた感じでは,差はどこに現れるかといえば,

  • 部屋の広さ
  • ご飯の量や選択肢,おいしさ(基本ずーっと同じなので,どういった周期にするか)
  • アメニティや設備(個人的に大きいのは,洗濯機のあるなし)
  • コンビニ/スーパーへのお使いサービス

あたりでしょうか.タイのホテルの部屋の広さは,日本のビジネスホテルから見ればたぶんどのホテルも広いのであまり心配することはないと思いますが,部屋から一歩も出られないし窓も開けられないので,開放感があるところがいいかと思います*15

 ご飯のおいしさはわからないですし,まずければルームサービスをとると割り切ってしまって,あとは予算で決めてしまっていいのかもしれません.

蛇足

 先日こんなお話がありましたが,ホテル隔離期間中は日本でもタイでも部屋から出たら怒られます.隔離中は,弁当をとる/PCR検査に行く以外は一歩も外に出られず,また監視カメラもきちんとついており,隔離個所から意味もなく出たら罰金刑になるでしょう.窓もあかないですしねえ.

www.afpbb.com

 隔離期間中の運動不足が気になる方は,Switch とリングフィットアドベンチャーを持っていくのが一つの方法かと思います.何も持って行かない場合は,自重による筋トレはいいにしても,有酸素運動をどうこなすかが大変かもなあと思います.

 

 

*1:プーケットに飛んでたら仕事にならなそうな気がしましたし,プーケットサンドボックスへの参加には2回目接種後2週間が必要なようです

*2:とはいえ15日3食ご飯つきなので10万以上はかかります.35,000THB=115,000円弱くらい

*3:だいたい10%~20%増し?

*4:おそらくホテルにより必要な書類は異なる

*5:領収書のアップロードの必要あり

*6:e-チケットのアップロードの必要あり

*7:なお,すでに出国しているのにも関わらず,緊急事態宣言中だったせいかお酒の提供は中止されていました

*8:タイ滞在中の住所や連絡先を書くフォーム

*9:14日と分かり切ってるのですが,Aug/2021の時点だとプーケットやサムイ島というケースもあるのでめんどくさいのかも

*10:特に引き留められることはなし

*11:これは今回の Holiday Inn も Grand Center Point も同じ

*12:PCR検査の時期

*13:ASQではホテルと病院が提携しており,ASQ隔離中の人になにかあったら病院に行くなりすることになっている

*14:仮にLINE嫌いの人であってもLINEを使うことを要求される場面が多々あります

*15:といっても難しいですな